筋無力症とは

筋肉と神経のつながりの部分に異常が生じ(神経筋接合部異常)、筋肉の力が弱くなって疲れやすくなる病気です。疲れると症状が悪化し、休息すると症状が改善します。
さまざまな症状が現れますが、症状が眼だけの場合を眼筋型(がんきんがた)無力症と呼び、全身に現れる場合を全身型筋無力症と呼びます。

筋無力症の症状

女性が目の疲れを感じている様子
筋無力症では、最初に外眼筋が障害されやすいので、60〜70%の人が眼瞼下垂(がんけんかすい)(まぶたがたれる)、複視(ふくし)(物が2つに見える)、眼筋麻痺(がんきんまひ)、斜視(しゃし)(左右の眼の焦点が合わない)といった眼の症状で発症します。90%以上の人に眼の症状が現れます。眼の症状だけの眼筋型無力症は20〜30%ほどです。
眼の症状の日内変動(1日のうちで程度が変わる)や動揺が、3分の2の患者さんにみられます。

筋無力症の原因

ハートを指差している
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ニコチン性アセチルコリン受容体というところを標的として、自己抗体が攻撃することによって起こる自己免疫疾患と考えられています。本質的には、胸腺の異常が根本にある自己免疫疾患と考えられています。

筋無力症の治療法

医者がタブレットを使って病気を説明している
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眼筋型では、抗コリンエステラーゼ薬(メスチノン、マイテラーゼ)を第一選択として、効果がなければステロイド薬を用います。麻痺性斜視(まひせいしゃし)に対しては薬物療法を行い、1年以上たっても効果がなければ手術による眼位矯正(きょうせい)を積極的に行います。眼瞼下垂に対しては、前頭筋(ぜんとうきん)吊り上げ術を行います。
小児では、弱視の発生に注意しつつ、弱視治療も並行して行う必要があります。










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